32ビットのPCが扱えるメモリの上限はわずか4GB。それ以上のメモリを確保するには仮想メモリを利用しますが、それに使うハードディスクは「メインメモリ(RAM)より40倍も遅い」というデメリットがあります。Power Mac G5の場合は、Mac OS X Tigerと64ビットG5のおかげで最大8GBものRAMが利用できます。実際、64ビットのメモリ空間のサポートにより、どのMac OS Xアプリケーションからも「4GBの壁を越えて」システムに実装されているメモリを余すことなく利用できます。つまり、壮大な3Dワールドも、大量の科学データも、オーバーサイズの2D画像も、メインメモリに丸ごと入れて手際よく扱えるというわけです。ところで、PowerPC G5がアクセスできる物理メモリ(RAM)は、理論上では最大4TB。現在は非現実的ですが、PowerPC G5のアーキテクチャ面では「未来」に向けて準備ができています。>>アップル純正メモリの詳細はこちら
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